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カリキュラム・授業

カリキュラム (2023年度までの入学者はこちら

物質科学工学科では、金属、有機・無機物質、生体物質、医薬材料など、多岐にわたる物質に関する教育・研究機関です。”原子・分子レベルでの物質構造の理解”や”新物質の創成”に必要な知識を従来の分野枠にとらわれない多様性に富んだカリキュラムで学ぶと共に、最先端研究を実践することで技術者・研究者の素養を身につけます。さらに、世界トップクラスの量子ビーム研究施設であるJ-PARCと連携した博士課程教育により、国際的に活躍できる若手人材の育成を推進しています。

カリキュラムの特色

1年次

材料科学,化学,生物学,物理学,数学などの基礎を身に付けます.他学科と共通の科目や工学部全学科に共通の科目を中心に学びつつ、次第に学科独自の専門科目の学修を始めます.

 

2年次

工学部共通の基礎科目を学びつつ、学科独自の専門科目や基礎実験などに取り組みます.

3年次

材料工学プログラム,化学・生命工学プログラムに分かれて、より専門的な知識・技術を習得します.自分で選んだプログラム以外の科目も受けることが可能で,自分の興味のある分野の知識をさらに深めます.各プログラムでは以下のような実習科目が用意されています.

材料工学プログラム

原料から素材である鋼の精錬,材料の組織・結晶構造や物性の評価,および材料中の原子配列と材料物性を理論的に求めるためのコンピュータを用いた解析の原理や操作法・解析方法の基礎を修得します.

化学・生命工学プログラム

これまで座学で学んできた知識をもとに,無機合成と有機合成,化合物の構造決定,電気化学実験,化学工学,高分子合成と解析実験,および固体材料の物性測定の原理と基本操作を修得します.

バイオテクノロジーおよび医薬品開発分野において身に付けなければならないDNAやタンパク質の分析技術や,より高度で専門性の高いゲノム情報解析や生体高分子の構造解析に関する原理や操作法を修得します.

4年次

各研究室に配属され,少人数でのより密度の高い専門教育とともに研究指導が行われ,社会で必要となる問題解決能力や情報伝達能力といった研究者・技術者としての素養を身に付けます.

さらなる専門性の追求

大学院博士前期課程(2年間)に進学することにより,社会のニーズに対応したより高度な専門知識や技術を修得することができます. J-PARC(大強度陽子加速器施設)やPF(シンクロトロン放射光施設)などの世界トップレベルの研究施設と連携した量子線に関する研究・人材育成環境が大きな特色です.

取得できる資格・免許

●高等学校教諭一種免許状(工業)
◎安全管理者
◎ボイラー技士
◎危険物取扱者(甲種)
※取得可能な資格欄中の◎印は,卒業後一定の実務経験を経て受験資格を得られる資格,受験の際に優遇(一部試験免除など)される資格を表しています.

出前講座HPへのリンク